第2回子どもが「水に慣れる」と起こる変化|怖がらずに水を楽しむコツ【水泳の第一歩】

スイミング

子どもが「水に慣れる」と起こる変化|怖がらずに水を楽しむコツ

こんにちは!syoです。

前回は「はじめての水との出会い」についてお話ししました。
今回はその続き、「なれること」をテーマにお話ししていきます。


なれることは“できること”より大事

水泳に限らず、何かを始めるときに最初に必要なのは「できるようになること」よりも「慣れること」だと思います。

プールという空間や水という感覚、音や匂い、人の多さ──。
水泳は、ほかのスポーツに比べて“環境”の変化がとても大きいんです。

だからこそ、慣れることそのものが上達の第一歩です。
最初はただ水に触れるだけでも立派な成長です。


水に慣れるための3つのステップ

僕が子どもたちを指導する中で大切にしている「水慣れの3ステップ」を紹介します。

① 水に触れることを楽しむ

最初のステップは、“触れる”ことそのものを遊びにすること。
顔に水をかけたり、手で水をすくったり、バシャバシャ音を出してみるのも大切です。

「水って冷たい!」「気持ちいい!」という発見があれば、それがもう第一歩です。

② 浮く感覚を味わう

次のステップは“浮く”こと。
プールのへりやビート板に掴まりながら、体が軽くなる感覚を楽しみます。

最初は怖くても、支えてもらいながら浮くうちに「沈まないんだ」という安心感が生まれます。

③ 顔をつける・潜る

最後のステップは“顔をつける”こと。
ここで初めて、水の中の世界を少し覗いてみることができます。

最初から上手くいかなくても大丈夫。
顔を少し濡らす、泡を吹く、鼻に水が入らないように息を止める……。
どれも立派な練習で、確実なステップアップです。


家庭でもできる!楽しい「水慣れ」遊び

お風呂の時間をちょっと工夫するだけで、水への親しみを育てることができます。

  • 洗面器に水をくんで「顔つけチャレンジ」
  • コップで水をかけ合う「水スプラッシュごっこ」
  • 息を吹いて泡を出す「ブクブク大会」

どれもゲーム感覚でできるので、怖がる気持ちを自然に忘れさせてくれます。
親子で笑いながら水と触れ合う時間が、プールへの最高の準備になります。


“慣れる”には時間がかかるのが普通

子どもによって、水に慣れるまでの時間は本当に違います。
1回で顔をつけられる子もいれば、何ヶ月もかかる子もいます。

でもそれはまったく問題ありません。
むしろ時間をかけてゆっくり慣れた子ほど、水と仲良く長く付き合える傾向があります。

慣れるペースは、その子のペース。
焦らず、その子の「できた!」を大切にしてあげてください。


僕が見てきた子どもたちの変化

長年指導していると、最初は泣いてプールに入れなかった子が、半年後には笑顔で潜っている──そんな瞬間に何度も出会います。

ある子は、1ヶ月間まったく顔をつけられませんでした。
でも、僕が「今日も水と仲良くなれたね」と声をかけ続けたら、ある日突然、自分から潜ったんです。

その笑顔は、今でも忘れられません。
あの瞬間、「慣れること」には力があるんだと改めて感じました。


まとめ:慣れることがすべての始まり

泳ぐことは、すぐに「できる」ようになるものではありません。
でも、「慣れる」ことができれば、あとは自然と進んでいきます。

水泳だけでなく、人生のどんな挑戦も同じ。
慣れるまでの時間を楽しめた人は、どんな壁もきっと乗り越えられる。

次回は、「第3回:潜る・浮かぶ・沈む・立つ|水と仲良くなる動き方」についてお話しします。
慣れた先に待っている、子どもたちの輝く笑顔をテーマに書いていきます。

👉 第3回:潜る・浮かぶ・沈む・立つ|水と仲良くなる動き方

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